犬のニキビダニ症(アカラス)の原因と症状
犬のニキビダニは健康な犬の毛穴の中にも常在しています。
犬の 体力や免疫力の低下 によりニキビダニが異常繁殖することによって ニキビダニ症(アカラス)が発症します。
主に生後1年未満の幼犬に見られ、母犬から授乳時などに母子感染します。
一般的にほかの犬への感染はないと言われ、犬と人ではニキビダニの種類が違うため犬から人にうつることもありません。
また幼犬に見られるニキビダニ症(アカラス)は自然治癒することもありますが 成犬、老犬でのニキビダニ症(アカラス)は治りにくく重症化することが多いので注意が必要です。
症状は 目や口の周り、足先の脱毛からはじまります。
初期のころは、かゆみが少ないのが特徴です。
ウチのマロンもニキビダニ症の発症の初期の頃はかゆがる様子はあまり ありませんでした。
かゆみがあるかどうかがアレルギーによる皮膚病とニキビダニ症の皮膚病を見分けるひとつのポイントになりそうです。
ニキビダニ症が完治せずに病状が進んでいくと細菌感染をおこし 全身に炎症が広がる おそれがあります。
犬のニキビダニ症(アカラス)の治療法
犬にニキビダニ症(アカラス)の症状がある場合はすぐに動物病院に連れて行きましょう。
早期発見・早期治療により犬ニキビダニ症の完治が早くなります。
犬のニキビダニ症(アカラス)の治療方法としてウチのマロンは2つの治療法で治療しました。
①殺ダニ剤(ブラベクト錠)の投与
②薬用シャンプーでの薬浴
ウチのマロンの場合は殺ダニ剤としてまず『ブラベクト錠』を処方されました。
チョコレートのようなちょっと大きめの薬が1つ入っています。
食べやすいように切り分けてエサに混ぜて与えました。
始めは警戒してブラベクト錠を食べないようにエサとより分けて食べていましたが何とか食べてくれました。。。
(;^_^A
つぎに薬用シャンプーは『サルファ・サリチル酸シャンプー』を処方されました。
殺菌作用が高く犬のニキビダニにも効果があるということでさっそく月に2回程度シャンプーをしました。
シャンプーをして少しおいてから洗い流すほうが犬ニキビダニ症に効果があるようです。
硫黄のにおいが強く、洗い終わった後は硫黄のにおいでプンプンします。
この2つの治療方法でウチのマロンは 犬のニキビダニ症(アカラス)が完治 し、現在健康に過ごしています。
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