コーギーの尻尾を切る理由は。。。?
コーギーはウェルシュ・コーギー・ペンブロークとウェルシュ・コーギー・カーディガンの2種類がいます。
このうち尻尾のないコーギーが ウェルシュ・コーギー・ペンブローク です。
しっぽのないおしりはコーギーのチャームポイントのひとつ!
コーギーのおしりはホントずっと眺めていても飽きないんです。。。
かわいいおしりをしています。
これはウチのマロンです。
しっぽのないおしり。。。
後ろ姿からはヤル気ない感があふれていますが・・・(汗)
ウチのマロンもしっぽのないコーギー。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークです。
今回はこのウェルシュ・コーギー・ペンブロークの尻尾についてのお話しをしていきます。
コーギーは生まれた時から尻尾がない。。。と思っている人も多いと思います。
私も始めはコーギーの尻尾は生まれた時からないものだと思っていました。
しかし実際にはコーギーはキツネのような立派な尻尾をもっています。
中には生まれた時から尻尾が短かったり、尻尾がないボブテイルと呼ばれるコーギーもまれにいますが、ほとんどのコーギーは生まれたときは尻尾を持っています。
コーギーの尻尾は生まれてすぐ(生後10日頃)に切り落とされてしまいます。
それではなぜ生まれてすぐに尻尾を切ってしまうのか。。。??
コーギーの尻尾を切る理由を探っていきます。
コーギーの尻尾を切る理由。。。
それはコーギーの歴史の中にあります。
コーギーはイギリス原産で昔は牧羊犬として人と生活を共にしていました。
牛や羊を追い、踵を噛んで群れを誘導する仕事をしていました。
牛や羊を追うときにコーギーが尻尾を踏まれてケガをしないように尻尾を切るようになったのがコーギーの断尾の始まりだと言われています。
その他、ヨーロッパでは当時尻尾のある犬に課税制度があり納税から逃れるために尻尾を切っていたという話しもあります。
しっぽがないコーギーのおしりはキュートでカワイイけど。。。断尾って痛くないの??
コーギーの尻尾のないおしりは本当にカワイイです。
脚が短いのもまたいいんですねぇ~(笑)
確かに尻尾のないコーギーのおしりはカワイイのですが。。。
生まれてすぐに尻尾を切り落とす断尾というのは子犬にとってはかなりの痛みを伴います。
子犬には危険を伴うため麻酔も使えないので麻酔なしでの尻尾の切断…
尻尾を切られるとき、子犬は悲鳴をあげるそうで中には尻尾を切られたことで命を落とすこともあるそうです。
そんな子犬にとって危険で残酷な尻尾を切るという断尾という行為。
もう昔のように牧羊犬ではなくなり、牛や羊に踏まれてケガをするということもなくなった現在のコーギーの尻尾を切らないとダメなのか疑問に思います…
見た目の良さだけの断尾なら。。。個人的にはコーギーの尻尾を切ることはやめて欲しいと思います。
すでにヨーロッパではコーギーの尻尾を切ることを禁止している国もあります。
いつか日本でも、もう少し 犬に寄り添った 法律に変わることを切に願います。
尻尾のあるコーギーも最近はよく見かけるようにもなってきました。
コーギーの大きくて立派なしっぽも魅力的でカワイイです。
少しでも断尾という行為で痛い思いをするコギちゃんが減ることを願いたいです。
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